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第90回箱根駅伝 所感 [スポーツ(サッカー・箱根駅伝など)]

正月はとっくに終わりました=箱根駅伝も9日前に終わりました (ノ△・。)
遅くなりましたが。。。
私なりに感じました ”第90回箱根駅伝” のお話となります。

”第90回箱根駅伝” は、”90回記念大会” ということで
”23校参加(通常20校参加)” で、”予選会敗退校選抜による関東学連選抜” を
編成しない大会となりました。

”箱根駅伝” を見ないと
「正月を迎えた気分になりません(笑)」
「箱根駅伝を見て、私の一年が始まります、本当にそう思っております (*゚ー゚)>」

私の母校は、東京都内にありますが。。。 
「箱根駅伝に参加してません(箱根駅伝予選会も)」
なので応援している大学は ”中大” です。
理由は 
”前人未踏の箱根駅伝6連覇” の ”古豪” (古豪という言葉に私は惹かれますので。。。)
”古豪” というだけありまして ”第6回大会(1925年・大正14年)” から
途切れることなく出場している ”伝統校”、
昨年第89回大会、5区の途中棄権にて途切れてしまいましたが 
第88回大会まで ”28年連続シード権獲得” していた ”伝統校” なので、
現在の高速レース・群雄割拠の箱根駅伝の中での
”28年連続シード” は、驚異過ぎます!!
どの大学もそうなのですが、”中大が襷の重みを一番感じ、箱根駅伝に一番真摯に挑んでいる大学”
であると、(私は)思ってますので。


9日前に ”箱根駅伝” 終わってしまいましたので
本日午前中を利用しまして ”BS日テレ放送分 第90回箱根駅伝ダイジェスト” を観ながら
「レースの記憶を思い出してました(笑)」

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【1/2(木)第90回箱根駅伝 往路】

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東京・大手町 スタート前の各校選手たち その1

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東京・大手町 スタート前の各校選手たち その2
私が応援している "中大(新庄選手)" の姿も左側に見えます.
”中大” は、昨年途切れた5区の襷をゴールの芦ノ湖へ届けることはできましたが。。。
「総合15位」と ”シード権獲得” は、なりませんでしたが o(;△;)o
「伝統校にふさわしい力走をされている姿をとても感じることができました」
”第91回大会でのシード権獲得” 期待致します。 

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東京・大手町 スタート前の各校選手たち その3

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1/2(木)AM8:00 東京・大手町 往路スタートの瞬間
第1区 予想通り ”早大・大迫選手” が率いるスピードレースの展開に
付いていけない選手が多い中、有力校数校は接戦の展開で幕を開ける。
その ”早大・大迫選手” 自身のオーバーペースがたたり、予想外にも
”早大・大迫選手” は第1区・区間5位と振るわず。
”早大” につきましては、”総合3位” でしたが、大迫選手以外は、走った選手が
全員下級生(1~3年生)でしたので、来年が楽しみかと思います。

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1/2(木)昼過ぎ 箱根・芦ノ湖 往路ゴールの瞬間
”東洋大 設楽 啓太選手” が、往路優勝を決めた瞬間です。
「山の神・柏原さんが抜けて東洋大が弱くなったと言われたくない」と伝わってくる
渾身の走りでした。尚、第3区では ”設楽 啓太選手の双子の弟 悠太選手” も
”設楽 啓太選手” と同様に、区間1位の走りで ”東洋大往路優勝” に貢献されていました。
昨年、金栗杯(箱根駅伝の最優秀選手賞)を獲得し、昨年日体大総合優勝に貢献しました
”服部選手” は、万全の状態ではなかったにも関わらず(レース前に左足首を捻挫)
7位でタスキを受け取ると、4位まで順位を上げました。主将としての意地の走りをされて
ましたが、見ていて本調子ではなくてきつそうな感じも受けました。
それでも "区間賞 東洋大 設楽 啓太選手" と1秒差遅いタイムで
走りきるところは流石です。

往路は ”東洋大・駒大中心とした上位校” による 
序盤からの ”高速レース” の展開だった為に、
復路の繰り上げスタート対象校、往路11位の法大から無念の第2区オムワンバ選手の
疲労骨折による途中棄権山梨学院大まで ”計13校” が
対象となってしまいました。

※繰り上げスタートとは

繰り上げスタートは、1位から、往路では2区鶴見・3区戸塚の中継所で10分、
4区平塚・5区小田原の中継所で20分以上遅れた場合、
6区~10区復路では各中継所で20分以上遅れた場合となっています。
尚、今回の場合、5区で1位東洋大から10分以上遅れたチームは、
復路スタートの6区では1位から10分遅れでスタートすることです。
往路11位の法大からは、往路1位の東洋大から10分以上遅れたことになります。

繰り上げスタートは、交通事情で駅伝を一定の時間内に終わらせなければいけない
都合上発生するものです。
なので繰り上げスタートした大学でも途中棄権さえなければ、レースは成立しますので
記録ももちろん付きます。

但し、汗と涙と絆で結ばれた母校の襷を、繰り上げスタートによって渡せない選手の姿を
見ると心が痛みます、中継所まで必死に走ったのに、繰り上げスタートで襷を渡すはずの
選手が立ってないのはつらいものがあります (TmT)

往路は序盤からの ”高速レース” 展開だった為に、いきなり第3区戸塚中継所で
”神大” と ”専修大” はなんとか母校の襷をつなぎましたが(専修大は7秒差で繰り上げまぬがれる)
トップ通過から10分が経って、”国士舘” と ”オムワンバ選手の負傷による山梨学院” が
繰り上げスタートになってしまいましたね (/ヘ ̄、)
第2区での繰り上げスタートは、第73回大会以来17年ぶりでした。


【1/3(金)第90回箱根駅伝 複路】

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総合優勝へ向けて ”第9区” にて
”駒沢大 エース窪田選手” の追い上げに耐え必死の走りをしている ”東洋大 上村選手” 

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”第9区” にて
”東洋大 上村選手” に追い付こうと追い上げる ”駒沢大 エース窪田選手”
”駒大” は、2013年3大駅伝(駅伝3冠とよく言われてる駅伝)、”出雲” ”全日本”
優勝しているが、
”窪田選手” は 「”出雲” ”全日本” 取ったが、(出雲・全日本勝ったことは関係なく)
全ては ”箱根" のためにやっている」というような
コメントされてたように、全てを箱根に懸けた全身全霊の走りをしてましたが、
”東洋大 上村選手” の頑張りも
ありまして思うように差が詰めることができませんでした。
”90回大会” を見ていると
「東洋大は10人皆がベストの走り」
「駒大は(ベストの走りの選手もいましたが)全体的にベターな走り」
そのことが「総合1位と総合2位の差として出た」のではないかと思います。

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”第10区 鶴見中継所にて”
”第89回大会” で、”早大・田口選手” とゴール目前100M付近にてつば競り合いを演じ
”帝京大第4位” の立役者となりました ”帝京大 熊崎選手”
奇しくも ”第9区” には、その時負けてしまった ”早大・田口選手” も走ってました。
”早大・田口選手” は、”第89回大会” で最後の最後に抜かれ
”第5位” になってしまった悔しさをリベンジすべく
今回は ”第9区区間7位” の力走で、熊崎選手とはタイム差3秒差で勝ってました。

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”第10区 鶴見中継所にて”
毎年熾烈な ”シード権争い”
中継所には、団子状態で各校選手がなだれ込んで来ます。
1/2(木)から約200km近く走って来ても、各校差がつかない戦国駅伝を象徴している
光景です。
”シード権” を獲得できないと
”予選会” からの参加となり、”疲労度・緊張度が高いレース” を
正月の ”箱根駅伝本戦” 前にも強いられますので、
優勝するためには ”予選会” 参加せずに、調整がしやすい ”シード権” 獲得が
各校駅伝関係者の ”至上命令” になってるかと思います。

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”第10区 鶴見中継所にて”
繰り上げスタート1分前に迫り、何とか母校の襷をつなぐ ”大東大”

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”第10区 鶴見中継所にて”
10区復路でも、トップ東洋大の鶴見中継所到着よりも20分以上遅れた場合
無常の繰り上げスタートとなります。
東洋大が速過ぎて、7校が一斉繰り上げスタート。
あと数秒・十数秒あれば母校の襷を渡すことのできた2校の姿も見えます。

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”第10区 鶴見中継所にて”
あと数秒・十数秒あれば母校の襷を渡すことができなかった2校の
”東海大 山下選手” ”国学院大 吾妻選手”
「国学院大は、第6区繰り上げ一斉スタートを除いては、箱根駅伝に参加をしてきて
初めて母校の襷が途切れてしまった」
のでとても残念です (T_T)

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”第10区 鶴見中継所にて”
無常の繰り上げスタート後も母校の襷を渡そうとして
必死に走る ”国士大 岡崎選手” ”専修大 小原選手”
"国士大" の場合は、"第9区 戸塚中継所" でも繰り上げスタートのため
既に母校の襷ではないのですが、選手間同士での襷リレーをしようと
懸命に走っている姿を感じます。
「順位はもちろん大事ですが、母校の襷を途切れずに繋ぐ事が一番大事」だと思います。
「山梨学院の途中棄権や国士大の繰り上げスタートの状況のような
どんな状況であっても山梨学院、国士大選手達の絶対に諦めないでレースに挑むこと」が
最も大事であることを教えられます。

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”第10区にて”
総合優勝は厳しくなっても 諦めない ”日体大 甲斐選手”
”早大 中村選手” と熾烈な3位4位争いです。
”日体大” は、今回は総合優勝はできませんでしたが ”意地で3位” に入ったと
思いました。

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”第10区 東京・大手町 ゴール地点”
”東洋大 大津選手(今大会の金栗杯獲得選手)” がフィニッシュした瞬間、
「山の神・柏原さんが抜けて、初めての東洋大箱根駅伝総合優勝」の瞬間です!!
”東洋大” は、”三大駅伝(出雲・全日本・箱根)にて5大会連続2位” でした。
”東洋大 酒井監督・設楽 啓太主将” は
「優勝できずに2位は敗北を意味する」と言う言葉を発していました。
”東洋大駅伝関係者すべてのみなさまが” 
箱根で勝つため、総合優勝を勝ち取るためにはどうすればいいのか必死に考え・練習に取り組んできた
ことが結果として報われたのではないかと思いました。

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”第10区 東京・大手町 ゴール地点”
総合2位でフィニッシュしました ”駒大 其田選手”
10000Mのベストタイムが、第10区エントリー選手の中では第22位でしたが
第10区の区間記録は、”東洋大 大津選手” に次ぐ第2位で健闘しましたが、
2008年第84回大会以来の優勝は成りませんでした。
”駒大” は、”直近の箱根駅伝” では
「86回大会2位 87回大会3位 88回大会2位 89回大会3位」 と
安定した成績を出していて
”大八木監督率いる常勝軍団” なのですが、悔いの残る結果となってしまいました。

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”第10区 東京・大手町 ゴール地点”
第11位法大と50秒差で ”シード権獲得” されました ”大東大 大西選手”
「大東大は5年ぶりのシード権獲得で歓喜の瞬間」
「法大は50秒差で予選会からの本戦出場目指す結果」

『両校の明暗が、はっきりと分かれてしまいました』

往路108.0㎞・復路109.9㎞ 往復217.9kmを走りきっての
50秒差で 法大は ”シード権未獲得” の結果は、
勝負の厳しさ・無情さを改めて感じさせられるものでした。
なので、箱根駅伝で毎年11位になるチームを見てると
「つらくなってきます (T-T*)」


長くなってしまいましたが。。。
私なりに思った ”第90回箱根駅伝” のお話でした。
「読んで戴きましてありがとうございました <(_ _*)> 」

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